Apple Configurator (監視編1)
続いて Apple Configurator の監視編を試してみよ。
iPhone を USB接続しても、監視ページには何もデバイスが表示されない。やっぱり、準備ページで監視オンにしないとダメっぽい。ということで監視をオンにして適用してみた。:-)
ちなみに監視オンにするとデバイスOSを「最新」か「その他」しか選べない。最新(iOS5.1)にしてるから問題ないだろーと思ってたら、なぜかOSダウンロードが始まった。おいおい ^^;)
ダウンロードを待ってる間にヘルプを読んでると、この説明(↓)が目に留まった。
Important: When a device is initially supervised during the Prepare process, it’s wiped of all content and settings. This prevents a person’s personal device from being supervised without their knowledge.
Configure a supervised device
「監視対象デバイスにすると、コンテンツも設定も全部消される」ってなことが書いてある。自分の場合、持っている携帯電話はiPhone1つだけ。初期化されたらヤバい!と思って適用中断。
そのままヘルプを読んでたら、なぜかデバイスにリセットがかかりOSアップデートがスタート。良く分からんけど、USB接続しっぱなしだと適用が継続されるらしい。いやーーーーー (T^T)
アップデートが終わり、デバイスが再起動。監視対象デバイスになったらしく、監視ページに自分の iPhone が見えたよ :-)
ちなみに iPhone はものの見事にリセットされてて hello の文字が横スクロールしてる。わーい、夜中の1:30 だ。リストアだけして今日は寝よ。(_ _)zZZ
おまけ
ヘルプを見ると、他にもこんな記述がある。
Important: When you configure a supervised device, you can’t supervise it or sync it with any other computer running Apple Configurator or iTunes.
Configure a supervised device
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監視対象にしたデバイスは、Apple Configurator の入った他マシンで監視したり、同期(バックアップ?)できなくなる
個人端末とかで試す分には良いけど、キッティングサービスでお客さんのデバイスを監視対象にしたら、一生面倒みます!って宣言しているようなもんだな、こりゃ。
Important: When you connect supervised devices to the Mac computer running Apple Configurator, the devices are erased and the configuration you specify is restored.
Configure a supervised device
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Apple Configurator が動作している Mac に監視対象デバイスを接続すると、既存削除(erase)が実行されて、指定の設定でリストアされる
共用端末の場合、返却してリセットする手間が省けますってことだろね。学校とかデバイスを貸し出すようなところは、監視デバイスとして設定しとくとリセット処理が楽で良さそう。
検証環境
- Apple Configurator 1.0
- Mac OSX 10.7.3
- iTunes 10.6
- iPhone 3GS + iOS5.1